私もオペレーターですが、残念です。ご冥福お祈りいたします。

http://www.fnn-news.com/sp/iphone/headlines/index.html?id=CONN00250131

千葉・君津市で18日朝、農薬散布をしようと飛行していた無線ヘリが、操縦していた男性の頭に直撃し、男性が死亡した。
目撃者は「かわいそうだけどね、本当に間が悪かったと思う」と話した。
事故の現場から、ブルーシートがかけられたものを運ぶ捜査員。
そのブルーシートから姿をのぞかせていたのは、無線で操縦するヘリコプターだった。
このヘリの機体が、操縦していた尾坂芳郎さん(60)に直撃、尾坂さんは死亡した。
尾坂さんは、無線ヘリを操縦していて、電線を避けようと高度を下げたところ、自身に衝突したという。
この無線操縦ヘリの同型機は、250ccのエンジンを搭載し、高さはおよそ1.1メートル。
回転翼の直径は、およそ3メートルもある。
このヘリは、無線による遠隔操作で、およそ16リットルの農薬を散布することが可能だという。
こうした産業用無人ヘリコプターの操縦には、熟練した技能や知識が必要で、尾坂さんは、5年前に無人操縦ヘリを購入、オペレーターの認定証を持つベテランだった。
無線操縦ヘリは、農薬を効率的に素早く散布することができるため、多くの農家が、無線ヘリでの農薬散布を依頼しているという。
尾坂さんも今回、農薬散布の委託を受け、現場で無線ヘリを飛ばしたが、近くに電線があることに、尾坂さんの娘が気づき、注意を促した。
尾坂さんは、電線を避けるため、ヘリを降下させたが、その際、操作を誤り、ヘリが尾坂さんの頭を直撃した。
目撃者は「下ろしながら、機械の下に潜ってしまった」と話した。
今回の事故について、尾坂さんが所属する「ヤンマーヘリ&アグリ」の親会社・ヤンマーは、「詳細を確認中のため、コメントは差し控えさせていただきます」としている。